2018/08/03更新
おすすめペンタブレット比較ランキング!初心者にも人気でWindowsやMac対応なのは?【2019年】

ペンタブレットはデジタルで高度なイラストが描けるため、購入を考えている方も多いかと思います。しかし、初めて購入する際はどのようにして選べば良いのか難しいですよね。
ペンタブレットは、画面サイズ、読み取り可能範囲、筆圧レベル、タッチ機能、電子ペン、メーカー、対応OSを確認すれば問題ありません。今回は、選び方のコツやおすすめ商品を8個、さらには効果的な使い方までご紹介します。
ペンタブレットの選び方
ペンタブレットは、イラストを描く方であれば愛用者も多い製品です。しかし、初めて購入するときは、選び方が難しく、どのようなポイントで選べばいいのか迷います。ペンタブレットを選ぶ際は、画面サイズ、読み取り可能範囲、筆圧レベル、タッチ機能、電子ペン、メーカー、対応OSを確認しましょう。
画面サイズ
画面サイズが作業時に重要となってくるポイントで、ペンタブレットとパソコンの画面サイズを合わせるように選びましょう。
ペンタブレットは、描く画面はペンタブレット、見る画面はパソコンという作業風景になります。そのため、2つの画面サイズが合っていないと、完成品のサイズ感が合っていない、こまかい柄が描きにくいといったことが起こってしまいます。サイズ比は1:1になるため、同じサイズ感のものを選ぶとイラストのずれがなくなります。
サイズは、S、M、Lの3展開になっています。それぞれのサイズ感をご紹介します。
Sサイズ
Sサイズは最も小さく、ハガキサイズのペンタブレットです。Sサイズは、15インチ以下のパソコンに対応しています。
Mサイズ
Mサイズは中間サイズで、ハガキ2枚分くらいに値します。Mサイズは、16インチから24インチまでのパソコンに対応しています。
Lサイズ
Lサイズは最も大きいサイズです。そのため、25インチ以上の大きいパソコンに対応しています。
読み取り可能範囲
画面サイズと合わせて、読み取り可能範囲も確認しておきましょう。読み取り可能範囲とは、ペンが反応する範囲のことを指します。
いくらペンタブレット自体のサイズが大きい、パソコンと合っていても、読み取り可能範囲がせまければ、けっきょくパソコン画面とのサイズ感が合わなくなってしまいます。サイズ感が異なると、イラストを描く際に線の長さや大きさが合わなくなってしまいます。そのため、読み取り可能範囲も一緒に確認しておくと、完成時のズレがなくなります。
読み取り可能範囲は、なるべく画面いっぱいにひろがっている製品の方がおすすめです。パソコン画面のサイズ感と変わりなく、サイズ感が狂いにくくなります。「想像とちがう」ということが起こらないためにも、読み取り可能範囲は広い製品を選ぶと安心でしょう。
筆圧レベル
筆圧レベルとは、ペンの読み取り性能の数値のことを指します。数値が高ければ高いほど、しっかりと想像通りに描け、線の強弱が反映されやすくなります。
筆圧レベルは、一般的に1024〜2048レベルの製品が多いです。値段の高い製品ほど筆圧レベルも高くなり、イラストを描く際にストレスも少なくなります。そのため、しっかりと線の強弱をつけたいという方は、安すぎるペンタブレットよりも、ある程度値段のする製品を購入しておくと安心でしょう。
タッチ機能
スマホのように、ペンタブレットにタッチ機能がついているものも多いです。スマホのように指で操作できるため、非常に便利です。多くのペンタブレットが、パソコンのキーボードなどを使用して画像保存といった操作をすることが多いです。しかし、タッチ機能がペンタブレット自体に付いていることで、わざわざキーボードを使う必要がなくなります。
「キーボードは煩わしくて使いたくない」「ペンタブレットの画面だけで操作をしたい」という方には、タッチ機能付きの製品がおすすめでしょう。
内蔵ソフト
ペンタブレットには、購入時からイラストに使えるソフトが入っていることが多いです。
SAI、CLIP STUDI、Photoshop、Illustratorあたりのソフトが入っているペンタブレットが多いです。どのソフトも、プロのイラストレーターさんなども使用しているもので、イラストを描く際にとても便利です。自分が使っているソフトが内蔵されているか、自分好みの使いやすいソフトが使用できるかということも、確認しときましょう。
電子ペン
電子ペンの性能や芯の付属本数も、確認しておきたいポイントです。充電方式、芯の付属本数が製品によって変わります。
充電式
電子ペンには、充電が必要なものと、充電なしで動くものの2種類があります。ほとんどの製品が充電を必要とするため、イラストを描く前に充電が足りているかという確認が必要です。
また、イラストを描く際は長時間、連続で描く方が多いかと思います。そのため、少ない充電時間で長時間描き続けることができる製品の方が、おすすめです。
芯の付属本数
パンタブレットの電子ペンには、専用の芯が使われています。基本的にシャープペンシルやボールペンのように頻繁に変える必要はありませんが、時間の経過とともにどうしても劣化が起きます。そのため、しばらく使ったあとは交換の必要性があります。
電子ペンの替芯は、初めから付属している製品もあれば、自分で買い足す必要がある製品もあります。そのため、仕事用で使うというように、たくさんペンタブレットでイラストを描く方ほど、電子ペンの替え芯がついているかどうかということも、確認しておきましょう。
メーカー
ペンタブレットを販売しているメーカーは、他の電子製品に比べると少ないです。そのため、人気メーカーや気に入ったデザインが多いメーカーといった視点で選ぶ方法もおすすめです。
wacom
イラストを描く方が使用しているほとんどのペンタブレットは、wacomから販売されている製品です。それくらい人気のメーカーで、電子機器を専門に販売しています。ペンタブレットの他には、スマートパッドなども販売しています。
wacomのペンタブレットは、SサイズとMサイズが中心で、製品によってはLサイズまで販売しています。タッチ機能が搭載されているものも多いです。wacomの製品はコミック向け、初心者向けといった、目的やレベルによって製品が使いやすく作り分けられており、個人に合った製品が見つかりやすいです。
HUION
HUIONは、中国のグラフィック関連企業です。wacomよりも数千円ほど安い製品が多く、お手頃な値段でペンタブレットを購入することができます。安くても性能はしっかりとしており、サイズ展開なども豊富です。
XP-PEN
XP-PENは、グラフィックタブレットの研究開発を行なっている日本の企業です。創業は2005年と比較的新しい企業ですが、タブレット専門の企業ということで、製品種類も豊富です。バッテリーフリーのスタイラスペンなど、幅広い製品開発に取り組んでいる企業です。
愛用者の多いメーカーは上記の3社ですが、他にもタブレットを販売しているメーカーはたくさんあります。自分の欲しい機能やデザインを搭載しているメーカーを見つけて選ぶというのもおすすめです。
対応OS
意外に見落としがちなポイントが、対応しているOSです。多くの方がMacやWindowsを使用しているかと思います。ペンタブレットも、どちらのOSにも対応している製品がほとんどですが、ごく稀にどちらか片方しか対応していない製品もあります。自分のパソコンのOSに対応しているペンタブレットかどうか、念のため確認しておきましょう。
ペンタブレット人気おすすめ商品TOP8
ペンタブレットのおすすめ商品を、8個ご紹介します。特に、サイズ感と対応OSは必ずご紹介します。
HUION H640P 8192レベル筆圧感知 初の充電不要ペン、OSU用超薄型ペンタブレット
中国のメーカーHUIONから販売されている、29.1 x 18.1のペンタブレットです。重量は712gと比較的軽量で、WindowsとMacともに使用することができます。
こちらの製品は、HUION初の充電不要な電子ペンが付属しています。そのため、充電を気にせずに長時間描き続けることができます。また、耐磨損ペン先という新しい素材が使われており、耐久性が高くなっています。
口コミでも、「筆圧感知がしっかりしている」といった口コミが多かったです。また、他社製品を使っていた方でも、「使用にまったく問題ない」と満足できるクオリティのようです。
ワコム Wacom Intuos 3D ペンタブレット 3D制作モデル ブラック 3D モデリングソフト ZBrush Core (64bit) 無料ダウンロード可能 CTH-690/K2
ワコムの21.7 x 27.5センチ、Mサイズ、重量は約480gのペンタブレットです。WindowsとMac、両方のパソコンに対応しています。
3D制作モデルのため、ペンタブレットで描いたイラストを3Dプリンターで印刷することができます。また、実際の映画制作やゲーム制作の現場で使用されているZBrush Pixologic(3Dスカルプソフトウェア)を元に開発し、販売されています。そのため、より本格的な作品制作ができるでしょう。
ただし、筆圧レベルは1024とやや低めになります。一般的なラインではありますが、他の製品と比べると低いです。そのため、「筆圧レベルは気にしないから、とにかく3D制作を行いたい」という方におすめでしょう。
ワコム Wacom Intuos Pro Mサイズ ペンタブレット 2017年 ペン入力 板タブ Wacom Pro Pen 2 付属 Windows Mac 対応 PTH-660/K0
ワコムのMサイズで、実寸は21.9 x 33.8センチのペンタブレットです。重量は約700gと軽く、持ち運びにも便利な製品です。WindowsでもMacでも対応しています。
ワコムのこちらの製品は、なんと8mmという薄さの製品です。平均10mm前後の製品が多いため、極薄の製品ともいえます。薄いからといって筆圧感知や追従性は衰えず、ストレスなくイラストを描くことができます。
また、接続時もUSBケーブルはもちろんBluetoothでも接続可能なモデルとなっています。ケーブルなしで接続できるだけでも、より快適に作業をすることができます。持ち運ぶ際にもいちいちケーブル類を持たなくて良いため、荷物の軽量化を測ることもできます。
XP-Pen 液タブ 液晶ペンタブレット 15.6インチ バッテリフリースタイラス フルHD 筆圧8192レベル 6個エクスプレキー Artist15.6
XP-PENの、44.3 x 28 センチほどのサイズです。重量は2kg前後とやや重くなりますが、WindowsとMacともに対応しています。また、Photoshop、SAI、Painter、Illustratorといったイラスト制作に必要な主要ソフトにも対応しています。
他の製品に比べると、ややお値段が高くなりますが、その分筆圧レベルがかなり高くなります。8192と従来の約4倍で、簡単にこまかい線の描写や強弱をつけることができるでしょう。また、ディスプレイ自体に178度の視野角度があるため、よりリアリティの高いイラストを描くことができます。
さらには、XP-PENの製品はとても薄く、こちらの製品も約11mmの薄さしかありません。収納する際でも、スペースを取らずに置いておくことができます。
ワコム ペンタブレット One by Wacom ペン入力専用モデル Mサイズ CTL-672/K0-C
ワコムの18.9 x 27.7センチのペンタブレットで、Sサイズに相当します。重量は431gと比較的軽めの製品で、持ち運びにも適しています。Windows、Macともに使用可能です。
口コミを見ていると、12インチほどのパソコンと一緒に使用している方が多く、サイズがほとんど同じくらいのようです。上位モデルのような多くの機能が搭載されているわけではありませんが、軽量でサイズ感が合わせやすいということで人気のようです。
上位モデルのようなたくさんの機能はありませんが、とてもシンプルなペンタブレットと電子ペンのみの製品です。機能が少ないためにシンプルで分かりやすく、初心者の方でも使いやすいでしょう。
GAOMON液晶ペンタブPD1560 15.6インチIPS HD 10個のショートカットキーと8192レベルのワイヤレス充電式ペン付きのペンディスプレ イスタンド付き
GAOMONの、Mサイズで15.6インチほどのパソコンに対応しているペンタブレットです。ペンタブレットの実寸は34.4×19.3 センチで、7.6インチほどになります。重量が約2kgと、やや重めのペンタブレットになります。対応OSは、WindowsとMacともに可能です。
GAOMONのペンタブレットは、電子ペンの筆圧レベルが8192レベルと非常に高いです。一般的なレベルは2000前後とされているため、約4倍になります。そのため、通常よりはこまやかでしっかりと線の強弱などをつけてイラストを描くことができるでしょう。今までパンタブレットを使ったことのある方や、より本格的なイラストを描きたいという方におすすめの製品です。
ワコム ペンタブレット Intuos Comic M ペン&タッチ マンガ・イラスト制作用モデル ブラック CTH-690/K1
ワコムの、Mサイズのペンタブレットです。サイズ感は27.5 x 21.7 センチ、重量は約481gと、とても軽量なモデルです。Mac、Windowsともに対応しています。
「マンガ・イラスト制作用モデル」ということで、イラスト制作に必要な下書き、ペン入れ、色ぬりのできるソフトが内蔵されています。初心者の方でも、ソフトの使い方に関するガイドブックがPDFで付属しています。そのため、すぐにマンガやイラストを描き始めることができます。
また、電子ペンも充電不要で、右利きと左利きのどちらにも対応しています。口コミでの評判も、「使いやすい」と好評です。
ワコム ペンタブレット Intuos Draw ペン入力専用 お絵描き入門モデル Sサイズ ホワイト CTL-490/W0
ワコムの、Sサイズのペンタブレットです。21×16.9センチとコンパクトかつ、重量も290gとかなり軽量です。持ち運びも楽にできるでしょう。
対応OSは、MacとWindows共に使用可能です。「お絵描き入門モデル」ということもあって、初心者にも嬉しい機能がたくさん搭載されています。例えば、操作が簡単なArtRageが付属していること、オンラインでイラストの描き方を学ぶことができるチュートリアルが利用できます。
さらに、ワコムの電子ペンはバッテリーが不要です。何時間、連続でイラストを描き続けても、バッテリーの残高を心配する必要がありません。
ペンタブレットの効果的な使い方
ペンタブレットを使う際も、ペンの持ち方に強弱をつけてイラストを描くと、アナログで描いていた時と同じような感覚でイラスト制作を行うことができます。
ペンタブレットの電子ペンには、筆圧感知がついているものがほとんどです。デジタルでのイラスト制作となると、「単調な絵になりそう」という声も多いですが、筆圧感知のおかげでそのような心配はいりません。ペンを持つ力の強弱をつけることで、簡単に線の濃さや太さを変えることができます。
ペンを持つときに、力の込め方を意識しながら描いてみましょう。線の濃さや太さが簡単に変えられて、イラストの幅が広がるでしょう。
まとめ
ペンタブレットを使用すると、デジタルでイラストを描くことができます。しかし、初めて購入する際は、どのようにして選べばいいのか、なかなか分かりませんよね。ペンタブレットは、画面サイズ、読み取り可能範囲、筆圧レベル、タッチ機能、電子ペン、メーカー、対応OSを確認しておくと、安心です。
また、使用時にはペンを持つ力に強弱をつけてみましょう。筆圧感知という機能が付いている製品が多いため、筆圧によって線の強弱や濃さを簡単に変えることができます。イラストの幅も広がっていくでしょう。
今回おすすめした商品は、どれも使いやすい人気製品です。ぜひ試してみてくださいね。
グッディ∞で分かる!おすすめ商品と正しい選び方
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